ほけんだより
2021年
8月
暑さも本格的になってきました。この時期は暑さに慣れていないため、体調を崩しやすいです。暑さに負けない様にたっぷりと睡眠時間をとって朝ごはんをしっかり食べて登園しましょう。
また、発熱のお子さんが増えています。朝熱が高い場合や、目やにや食欲がない…などの普通とは違う症状がある場合には無理せず早めに休養して症状が悪化しないようにしましょう。
夏に多い感染症や今保育園で症状が出ている感染症
※2021年8月現在
※右側が切れている場合は、スクロールして見てください。
病名 | おもな症状 | 経路 | 潜伏期間 | 登園の目安 |
---|---|---|---|---|
RSウイルス感染症 | 鼻水 のどの痛み 咳など |
飛沫感染 接触感染 |
4日間ほど | 医師の判断 (呼吸症状が消失し、全身状態がよいこと) |
感染性胃腸炎 ノロ、ロタ アデノウイルス |
嘔吐 下痢 腹痛 |
飛沫感染 接触感染 空気感染 |
1~2日 | 嘔吐、下痢などの症状が治まっている |
とびひ | かさぶた かゆみ 分泌液 |
接触感染 (汗疹、虫刺され、湿疹などのひっかき傷などから細菌が侵入してそこに触れることで他の皮膚に感染します。) |
ブドウ球菌:2日 溶連菌:約10日 |
医師の判断 (顔などガーゼで覆えない場合や広範囲に広がってしまったなどの場合は登園を控えていただく事があります。) |
プール熱 | 発熱 のどの赤み のどの痛み 目の充血 |
飛沫感染 咳やくしゃみなどの飛沫から感染 |
5~6日 | 症状がなくなってから2日経過するまで |
熱中症を防ぐために
- 服装に気をつけましょう
- 帽子をかぶり、通気性のある服装にしましょう。
- 子どもを観察しましょう
- ちょっとでも変だなと感じたら、涼しい所で休憩しましょう。
- 水分をこまめにとろう
- 水やお茶をこまめに飲みましょう
- 日ごろから暑さに慣れましょう
- 機会を見つけて外で遊ぶようにしましょう。(ムリはしないで)
2021年
6月
虫刺され予防について
これから暑さと共に蚊が出始めます。蚊に刺されたら、できるだけ早く石鹸と流水で洗い流すと、かゆみが抑えられます。保育園でもスプレーや蚊取り線香などで対応をしていきます。
- 蚊取り線香
- 園庭では蚊取り線香を使用する予定です。煙ややけどには十分注意が必要ですので、場所についても確認して設置していきます。蚊取り線香の煙によるアレルギーや喘息をおこした経験がある方はお知らせください。
- 虫よけスプレー
- 虫よけ剤に含まれるディートという成分はまれに重症な神経障害を引き起こす危険性があります。このことにより保育園では、天然ハーブのスプレーを使用しています。
園で使っているスプレーです
園でも定価で販売しています。欲しい方は職員までお声をかけてください。
¥1320 100ml
- 虫よけシール・ムヒパッチ・リングなどについて
- 保育園では落としたシールでの誤飲やリングがひっかかっての怪我などの危険もある為、使用を禁止しています。登園前にご家庭でスプレーなどの虫よけ対策の協力をお願いします。また、保育園では午後やお散歩などのときは虫よけスプレーやウェットタイプのシートで拭くなどをします。刺されてしまったお子さんにはムヒベビーを塗って対応させていただきます。幼児の遠足などで必要だと判断した時はこちらで用意します。ご理解ご協力をお願いします。
夏に多い感染症の紹介
症状がある場合は医療機関で受診してください。
2020年6月現在
病名 | おもな症状 | 経路 | 潜伏期間 | 登園停止期間の目安 |
---|---|---|---|---|
手足口病 | 軽い発熱(2~3日)/ 小さな水泡が口の中や手足にできる |
飛沫 接触 |
3~6日 | 発熱や口腔内の水疱、潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれること |
ヘルパンギーナ | 高熱(38~40℃)/ 咽頭発赤、喉の奥に小さな水疱、のどの痛み |
飛沫 接触 |
3~6日 | 発熱や口腔内の水疱、潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれること |
咽頭結膜炎 (プール熱) |
38~40℃の発熱/ のどの痛み、目やに、結膜の充血 |
飛沫 接触 |
2~14日 | 主な症状がなくなって2日を経過するまで |
流行性結膜炎 (はやり目) |
目の異物感、充血、まぶたの腫れ、目やに、瞳孔に点状の濁り | 飛沫 接触 |
2~14日 | 結膜炎の症状が消失していること |
2021年
1月
保護者の皆様へのお願い
いつも保育園活動へのご理解ご協力ありがとうございます。
新型コロナウイルスの感染者が増える報道を聞く毎日、保護者の皆さまもご家庭や職場などで感染対策をなさっていることと思います。
今までも園児、ご家庭の体調については健康観察カードなどでご協力いただいていますが、あらためて下記についてもお願いいたします。
園児や同居のご家族がPCR検査を受けることになった場合
保護者の皆さまの職場やご家庭の関係者などに感染者が発生し、それに伴い園児や同居のご家族がPCR検査を受けることになった場合は、必ず園に連絡してください。
検査結果が出るまでは、できるだけ家庭保育をお願いします。
ご家庭内に体調のすぐれない方がいらっしゃる場合
可能な限りご家庭での保育にご協力をお願いします。
対策をしっかりとってみんなで気を付けていきましょう
- 換気(室温を大きく変化させない方法で)
- ①窓は常に小さく開けておくこと。
(室内外の温度差が大きければ大きくなるほどたくさんの空気が入れ替わります。) - ②外が寒い日ほど開けておくのは少しでOK。
- ③外からの冷たい空気を直接体にあてない
- ④エアコン(暖房器具)から離れた窓を開ける。
- ⑤2方向の窓を開ける。(なければドアや換気扇でもOK)
- ※窓を開けると湿度が下がるので加湿を心がけましょう。水分補給やうがいも有効です。
- 手洗い(アルコール消毒よりも流水・石鹸)
- ①石鹸をつける前にまず手を濡らす
- ②しっかり泡立てて全体をあらう
- ③洗い終わったら水分を残さないように拭く
- ※タオル、あるいはペーパータオルなどおさえるようにして水分をよくとると、手荒れ防止にもなります。