今月のひがとこ

園だより

2025年

12月号

 早いもので今年もあと一か月。時間が過ぎるのはほんとに早いものです。10月ころから見事に紅葉した桜の葉がひらひらと舞い落ち、園庭では子どもたちが色とりどりの葉を手に取り、秋の自然を楽しんでいます。子どもたちにとっては遊びにつながる落ち葉も、落ち葉の掃除となるとやってもやっても追いつかない毎日。
 そんな中ご近所の方は、「お互いさまだから」と掃き掃除を手伝ってくださいます。『お互いさま』なんだかこの言葉が私は好きです。みんな人に助けられながら、人を助けながら生活している毎日。人と人が支えあって生きることはお互いさまという言葉につながるように感じます。そして、「申し訳ないな…」「すみません」そんな気持ちは必然とわいて来るものですが、その思いを「ありがとう」という言葉に変えて表現できたほうが、お互いに気持ちがいいように思います。2025年一年を振り返り、たくさんの人に助けられ、子どもたちが楽しい毎日を過ごせたことに感謝し、支えていただいた方に「ありがとう」を伝え、一年を締めくくりたいと思います。

幼児クラス遠足
4・5 歳は稲荷山公園へ
3歳は柳瀬川へ

中学生がやってきました
 今年も安松中学校の3年生が家庭科の授業の一環で、保育園に遊びに来てくれました。お兄さん、お姉さんの姿を見ると、すぐに近づていく幼児クラスの子どもたち。小さいクラスの子どもたちはちょっぴり様子をうかがってから、徐々に仲良くなっていました。毎年感じますが、保育園の子どもたちだけでなく、中学生たちが笑顔で過ごしているのが印象的です。園児たちの「こっちこっち!」「いっしょにあそぼう!」そんな言葉にやさしく答えてくれ、保育園児に戻ったみたいに無邪気に遊んでいました。そしてここを卒園していった子どもたちも大きくなった姿を見せてくれ、本当にうれしい瞬間です。
 帰り際「楽しかったー!」と帰っていく中学生たち。学校に戻ったら、受験という現実に戻るであろう子どもたちのちょっとした息抜きにもなったようでした。こんな関わりが地域の中で行えるのはとてもすてきだと感じています。

保育参加ありがとうございました
 今年度は全家庭の皆さんに保育参加をお願いしました。お仕事の都合でまだできていない方もいらっしゃるかと思いますが、皆さん調整して参加していただきありがとうございました。子どもによっては、いつもより甘えん坊になったり、くっつき虫になったりといった姿もありましたが、園の様子を見ていただけてよかったです。今後もこのような機会は作っていきたいと思っています。保育参加して、お気づきの点等ありましたら、遠慮せずにお声がけください。

臼と杵を譲っていただきました
 今年度、臼と杵を購入するつもりで、ひがとこ会(後援会)の予算に、計上していました。近くに臼と杵を製造、販売しているところを見つけることができず、大工さんに相談したり、いろいろな人に声をかけ探していたところ、譲っていただける方が見つかりました。その方もご両親から譲り受けた臼と杵。どうしようかと思っていたとのことで、快く譲っていただくことができました。大切に使っていこうと思います。

今月の予定

◆カレンダーが表示されない場合はgoogleカレンダーを見る からご確認ください。

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