えがおとなみだがいっぱいうんどうかい
2024年10月12日・19日
10月12日、19日と、2週にわたり開催した運動会。どちらも全員参加の運動会となりました。0歳児は愛らしく、1歳児は個性があふれ、2歳児は堂々たる姿。3歳児はかわいいらしく、4歳児はたくましく、そして5歳児は誇らしげに楽しむ姿がありました。さらに白熱した幼児保護者競技の綱引き。盛り上がった乳児保護者競技の玉入れ。ふれあいいっぱいの親子競技も行い、あっという間の運動会でした。どちらも、体操やリズムのほかに、走る、登る、跳ぶ、渡る、くぐる、投げる、回るなど、運動会のために!ではなく、子どもたちが遊びの中で培った心と体をたっぷり使っていました。待ちに待った運動会!っと、朝から笑顔いっぱいの子もいれば、大好きなお父さん、お母さんから離れるのは不安だし、なんだか恥ずかしいし…と、泣き出してしまう子も。【えがおいっぱいうんどうかい】ではなく、【えがおとなみだがいっぱいうんどうかい】になりました。お忙しい中ご参加いただき、また、たくさんの感想をいただきありがとうございました。
今回、乳児クラスの皆さんには5歳児ぞう組の太鼓をお見せすることができませんでした。11月17日(日)東所沢和田3丁 目のお祭りが、東所沢公園で行われます。そこで5歳児ぞう組が太鼓を披露することになっていますので是非見に来てください。
遠足に行ってきました
大切な時間
先日4歳児と遠足に行きました。みんなうれしさいっぱいで手をつないだともだちと楽しくおしゃべりしながら歩いていました。でも…車が来ても気づかない。「車が来るよ!」と声をかけても気にする様子がない。耳を傾けるどころかひたすらおしゃべり。遠足ともなれば楽しくて仕方がありませんから無理もないといえばそうなのですが、こんな姿は4歳だけでなく幼児クラスの誕生日会などみんなで集まったときにも感じます。
誰かが話していても、目と耳、心をそこに向けることが難しい子どもたちが増えています。今、子どもたちが過ごしている社会は、常に何かが動いていています。自分が何もしなくても次から次へと入ってきます。もちろんその中での発見もたくさんあると思いますが、スピードが一方通行ですから、待って!がきかず、こちらには合わせてくれません。自分で感じ、大切なことに耳を傾ける時間など与えてくれません。テレビやYouTubeはもちろんですが、実は大人の声掛けや行動にも、子どもたちのスピードにあっていないものがあります。子どもたちが小さいとき、できるだけ子どものペースで…と思っていても、少しずつ大きくなってくるとどうしてか大人のスピードが超えてしまいます。大人も忙しく余裕がないのだと思いますが、子どもたちにはゆったりとした時間の中で、五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚)を働かせながら過ごすことが心を豊かにするために大切になります。
それにはやっぱり自然の中がもってこい。過ごしやすいこの季節。お休みの日には、スマホはカバンにしまい、車移動の時はテレビやビデオは消し、子どもたちの視線に目を向け声に耳を傾けるゆったりとした時間を作ってみてください。 子どもたちだけでなく、忙しい毎日を送っている大人にとっても大切な時間になると思います。