今月の
ゆっくりゆっくり
情報

2023年

3月

支援室よりお知らせ
  • 園庭開放しています

    •  時間
      • 9:00~11:00
      • 15:00~17:00
      • ・午後は明るいうちにご利用ください。
    • 開放日
      • 月曜日~金曜日(土曜、日曜、祝祭日は開放していません)
    • 東所沢保育園の園庭で遊ぼう‼
      • ・園児が遊んでいるところで一緒に遊びますので、衣服が汚れたり水でぬれたりするので、着替えの用意があると良いです。
      • ・水分なども用意してください。
  • 保育園見学できます

    • ・保育園見学を希望される方は、園庭開放にお越しください。質問などありましたら、職員にお声かけください。
子育て支援コラム

 子ども達と過ごしていると1日の過ぎるのが早く、気付けば3月の始まりです。
 当園の年長児は4月から始まる新生活にわくわくドキドキしている姿が見られます。
 この季節のみならず、私たちは誰かに励まされ、誰かを励ましています。悩む時、悲しむ時、落ち込んだ時…。考えると色々な場面がありますね。逆に何気ない一言が相手を傷つけてしまうこともあるので、そこは気をつけたいです。
 励ましの言葉を受けて元気付けられながらも「よし!やるぞ‼︎」と力が湧いて新しいスタートを切れる、そんな力を与えられる人にもなりたいと思う3月です。

子育てアドバイス

 川越遊びの学校兼お布団やの斉藤留治さんのおはなしより一部ご紹介します。(斉藤留治さんは昔から伝わっている遊びを教えてくださっています。当園では毎年5月に水鉄砲作りを指導していただいています。)

子どもの能力を信じよう

 「ダメ!」「こうでしょ!」と否定せず、子どものやりたいようにまずはやらせてみよう。

遊びの中から学びがある

 便利な道具や生活も元をたどれば子どもの遊びからヒントをもらっているものもある。例えば弓矢→火起こし→ヴァイオリン

子どもの教育にお金はかけず体験を!

 今の子どもは忙しい。親と一緒に生活する中で発見することやじっくりと観察、疑問を感じる体験ができる。

子どもは3年生を過ぎると親元離れて友達と遊びだす

 今しかない時間をたくさん子どもと向き合って遊ぼう!

大人が見本になる

 大人が使わないもの、使えないものは子どもに教えるのは難しい。エプロンのチョウチョ結び、ナイフで鉛筆を削るなどできない大人がいっぱいいます。まずは大人が見本となってやって見せよう。

枠にはめようとすると伸び伸びできなくなる

 自由に描いている絵。小さい時に描いた絵、とても発想が豊かです。

繰り返しやることで身についてくる

 弓矢や竹トンボなどの危険な遊びもルールを守れるまで大人と一緒にやりながら見守ると危険と向き合いながら上手に遊べる様になる。


 握ったり引っ張ったりするあそび(全身を使う)を乳幼児の頃から遊びこむ事が大切と考えられます。
絵は薬指と小指を使い込む要素のある遊びの例です。

 えんぴつ、ハサミ、お箸などを使う時…。小指、薬指は無意識無感覚に握り込んでいます。その固定・支え・握る力をつけるのに小指側を鍛える必要があります。


「食べ物文化」No398鈴木みゆき(芽生え社)参考

" 早起きから、1日のリズムをつくりましょう "
朝、カーテンを開け、陽の光を浴びる
朝ごはんをよく噛んで食べる
昼間よく運動する
午睡は3時ごろには切り上げる

寝る前のお約束ごと…
睡眠儀式・眠りの小物など

暗い部屋でゆっくり眠る
" 疲れたら休日にリフレッシュ "

「疲れた」は、休むゆとりのない時に感じる自然の警告です。休日にたっぷり休養して、疲れをとりましょう。


スワイプ

(回答)都立大学健康福祉学部准教授(理学療法士) 儀間裕貴

 通常、おなかがすいてたまらなくなった赤ちゃんは、大きな声で泣いて不快感を表し、その声を聞きつけた養育者が子どもの状態をいち早く察知して、子どもが泣く前に「そろそろおなかが空くころ」と授乳をしてしまったら、どうなるでしょう。子どもにしてみたら、泣く前に空腹が満たされるので、泣かないですんでしまいます。養育者側からすれば、「子どもを泣かせないですむ」わけですから、一見「望ましい関わり」のように見えるかもしれません。こうした関わりを「欲求の先読み」といいます。
 しかし、子どもの発達を考えたとき、この「欲求の先読み」が過剰になってしまうことは決して望ましいものではありません。なぜなら、子どもは自分が不快な状況にいるとき、周囲の大人からそのときの自分に必要な行為を引き出し、抜け出す経験を積み重ねることで、「自己効力感」を得ていくからです。ですから、不快感を覚える機会が少なく、いつのまにか充実されてしまっていることが重なってくると、自分の不快な状況をなんとかしたいという動機づけや、その動機に基づく自発的な行為を経験する機会も少なくなってしまいます。このことが結果的には、自分で自分のことを律する力や、感情を制御する力の発達を妨げてしまう恐れがあるのです。「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」です。タイミングがよすぎる反応にならないよう、意識した関わりが大事です。

発達保育実践政策センター 遠藤利彦

 

 首がしっかりしてきたらおむつ替えの後など仰向けの時に両手を持ってゆっくりと上体を起こしていきましょう。頭を持ち上げようとして首や腹筋がきたえられます。

 
 
 

飛行機ブーン♫
大人は仰向けになり、赤ちゃんを膝の上に乗せます。ハイハイ前の背筋強化やバランス感覚を養います。
1、2歳になっても楽しい遊びです。大きくなったら大人の膝を伸ばして足の裏に乗せて高くしてみるのも!

 
 
 

 ハイハイは全身運動です!この時に足の親指が床をしっかりけって進むことがとても大事です。裸足でたくさんハイハイしよう!

 「えーうちの子あまりハイハイせずに立っちしたんだけど…」とおっしゃる方ー。でも大丈夫です。歩けるようになってきたら、沢山歩きましょう!デコボコ道、坂道などいろいろな所を歩いたりすることで足腰が丈夫になります。

 
 

 子育てが難しい理由の一つに忙しさがあります。でも、子育てについての大人の思い込みが、安心感や楽しさを削いでいると、神戸大学大学院准教授の赤木和重先生は言います。「よい親は○○すべき」「○○という子育てをしたら親失格」といった、いわゆるノロイが子育てを邪魔にしているのだそうです。
 子育てには「こうすれば大丈夫」といった正解はありません。周りの子と比較して「できない」事を目のあたりにすると「できる」ようにさせたくなります。「できること」は大事です。でもノロイでもあります。子どもも「できること」にとらわれすぎてしまうと「考える」という大事な姿が抜け落ちてしまいます。
 赤木先生の話の中には「できる」「できない」で物事を考える手前で、子どもは何を願い、何を悩んでいるのか…ということをみつけられるやわらかい視点を大人たちは持ちたいですね。とも言われていました。目に見えることだけにとらわれてしまう子育てのノロイをほぐすことが、子どもの心をやわらかくほぐしていくようです。
 例えば、
食事は好き嫌いせず全部食べないといけないのか?
食事は、ペースや味覚、咀嚼の力など個人差があります。そして、苦手な物もある子もいるでしょう。では、子どもの全て好きなようにさせるのが良いのか…。それは、「放任」となりますね。苦手な物を食べさせよう!とやっきになる事より、子どもが「家族と食べることが楽しい‼」と思えたならそれはとても幸せなことではないでしょうか。それが、自ら食べたいという意欲への源に繋がっているのだと思います。子どもと一緒に食事をすることは、その子の気持ちや食べ方を感じることができ、また大人に伝える場でもあります。食事だけでなく、子どもは自分で決めて考えて、またやってみる繰り返しで成長していきます。
 「○○でなければならない」というこのノロイは、子育てだけでなく社会の中にはたくさん溢れています。この凝り固まったノロイを少しだけほどき、肩も心も力も抜いて気持ちを楽にしていきましょうね。


 絵本の選び方や読み方のポイントを紹介します。

どんな風に読めばいいの?

 膝に抱いて、ゆったりとした気持ちで丁寧に読んであげることが大切です。いつも同じ本を持ってくるのは、子どもの興味に合っているから。何度でも読んで大丈夫。絵の中の小さな発見を新たに見つけることもできるかも。

いつ頃から読めばいいの?

 10か月頃には、相手の言葉を聞きながら一緒に楽しめるようになるといわれています。ただ、大好きな人が語りかけたり関わってくれることは、心地よいことなので時期を気にせず少しずつ読んでいきましょう。

どんどんページをめくってしまうので読めません…

 他にやりたい事があるのかも知れません。「ページをめくる」こと自体を楽しんでいる時もあれば、先が早く見たい!という場合も。急がず、叱らず気が済むまでやらせてみたり、子どもの発見を一緒に楽しんでください。乳児期は、ストーリーを追わないと!と思いすぎなくて大丈夫です。

どんな絵本がいいの?

 子どもにとって身近な物や知っている物が出てくるのが親しみやすいです。繰り返しの言葉やリズミカルで響きの良い言葉が出てくる物も大好きです。想像力や記憶力が伴ってくると架空の物語も自分の中でイメージでき楽しめるようになってきます。

保育園でよく読んでいる絵本

3冊セットのだるまさんシリーズ
いないいないばあ
まてまてまて
しろくまちゃんのほっとけーき
きんぎょがにげた
がたんごとんがたんごとん
うずらちゃんのかくれんぼ
ころころころ

赤ちゃんの足の骨はやわらかく、5歳くらいまでの間に形成されると言われています。それだけに外からの影響も受けやすいそうです。サイズが合っているか、ベルトが合っているか、ベルトが消耗していないか、危険なく安全に歩けるようにチェックして下さい。


 上手に噛めるまでのワンツウステップ

上手に食べるための3つの要素
  1. 口の器官がどれだけ成長してるかな?顎の大きさ、歯の生え方などはどうかな?
  2. あご、舌、唇などはどれくらい動くかな?まだ上手く動かないのに「食べろ!」と無理に与えたり硬いものをあげたり、反対に簡単な動きで処理出来てしまう柔らかさだと上手く発達しなくなってしまう。
  3. 食べたいという意欲があるかな?

この3つが上手に関連して食べるに繋がっていきます。

 「自分で食べる」為には口に食べ物を運ぶという手の行為も必要です。つかんで口に持っていき食べられる大きさにかみ切る…口や手の発達が密接に関連し上手になっていくのです。手づかみ食べはとっても大事!
 離乳が完了すると大人と同じものが何でも食べられると思いがちですが、乳歯が奥歯まで生えそろうのは多くの子の場合2歳過ぎです。個人に合わせてそれまでは大きさ、硬さなど子どもにあったものを食べさせてあげましょう。

参考:芽ばえ社
地域支援担当 菅原


こんなものあると便利
葉っぱや実を見つけたら…

宝物を入れるポシェットに入れよう。
両手が自由になっていいね

わらべうた・手遊び

子ども達の大好きな手遊びです
色々なバージョンで楽しんでください

おてぶしてぶし


うまはトシトシ

保育園ではボクも私も…と4人ぐらい足に乗って来ます。
最後の「ドシーン」と落とすところでワクワク感を持たせると楽しさが増します。

「うまはトシトシないてもつよい
うまはつよいから(乗り手のなまえ)さんもつよい」

足に乗せて手を繋ぎ揺すります。
「ドシーン」

足の間を開きます。

だんごだんご


身体全体をピンと伸ばして子どもの手を支えて左右にゆっくり揺らす。
足を交互、左右に上げる
 おもちゃ 紹介
クリスマスソックスを作ってみよう
  1. 1枚の紙を半分に折ります。
  2. 輪になるところを残し重ねたところを靴下の形に切ります。
  3. パンチで周りに穴を空けます。
  4. 穴にヒモを通していきます。
  5. 最後まで通したら完成
①〜③
④⑤
お手玉を作ってみよう

 市販のお手玉もありますが、まずはありあわせの布を袋に縫って、小豆やプラスチックの粒などを入れて手作りしてみましょう。
 両手を使って何個か同時に操る遊びが多いですが、初めは簡単な片手遊びから挑戦して、手と目を慣らすと良いでしょう。また、高齢者の中には、目を見はるぐらい上手な方がいらっしゃいますから、子ども達に伝承の技を伝えていただけるといいですね。

ともえ型
8X4センチの色違いの布を2枚ずつ4枚用意して、絵のように縫い付けたものを作ります。
縫い合わせた布を絵のように組み合わせ、AとA、BとB、CとC…と縫い、最後にHを残して裏返します。
ここから小豆を入れ、HとHを縫い合わせます。

俵型
10X16センチの布を用意し、裏にして二つ折りにし側面を縫います。
絵のように口の部分と底の部分は、布の縁の回りを、縫い始めと終わりの糸を残して縫い、底の部分は絞って閉じます。
これを裏返します。
小豆を入れ、口を絞って閉じます。小豆は2/3ぐらいまで入れます。
完成
バスタオルを使って遊ぼう‼

 おうちにあるバスタオルは、肌さわりも良く洗濯も直ぐできるし大きくダイナミックに遊ぶことができます。お座りがしっかりできるようになったら…そり遊びやハンモックなども楽しいですよ。

お部屋で遊ぼう‼
新聞紙の四次元ボール

 輪投げはそもそも大人たちの遊びで、庭先や客船のデッキで親しまれてきました。新聞紙で作った四次元ボールは、ドアの取っ手や椅子の背もたれ部分などにひっかけてみたり、本来のボールのように手で受けるだけじゃなくつかむというのがミソ。指先がまだ思うように動かない乳児や高齢者でもキャッチが楽なボールです。

◆ 輪投げの輪の作り方

読み終えた新聞紙を広げ、2枚重ねて1/2の折りを繰り返します。

これ以上折れなくなったところでセロハンテープで仮止めをします。
らせん状にビニールテープを巻いていきます。
少しずつしならせて輪にします。
輪になったらテープでとめ、固定します。
これを輪投げとして遊んでください。
◆ 四次元ボールの作り方

上のまでをそれぞれ色を変えて3個作りイラストのように直角にクロスさせて重なり合った部分をもう1色のテープで巻きます。

輪の部分をつかんでとるのがミソ!

離乳食講習会

毎年行っていた離乳食講習会や地域の方たちとの交流をコロナウイルス流行のため、現在休止とさせていただいております。様々なパターンを模索しておりますが、密着が避けられない保育園という場所では難しいのが現状です。電話や個別でのご相談は受け付けております。また、離乳食の相談なども栄養士と一緒に出来ますので、お気軽にご連絡ください。

離乳食って何?

離乳食とは、母乳やミルク以外の食品から栄養を摂り、幼児食へと移行する過程の食事の事です。
 厚生労働省から「授乳・離乳の支援ガイド」が出ていますが、一人一人発達や生活リズムが違うので、個々の赤ちゃんの様子を見ながら進めることが大切です。
 「始めたら戻れない」と思ってしまいがちですが、途中で戻ってもいいのでゆっくりと「食べる」練習をしていきましょう。

離乳食全体の流れ

子育て支援室
「ひろば」より

 「ひろば」は東所沢保育園の子育て支援事業の一つです。例年は地域の方に参加していただいていましたが、2019年から自粛を余儀なくされ活動をお休みしていました。
 2022年度は感染対策を実施しながら活動を再開します。

初めての育児は“かわいい”笑顔、おしゃべり、成長と共にミルク(おっぱい)の飲みが少ない、なんで泣き止まないの?離乳食どうしよう…などなど悩んだり考えたりする事ありますよね。そんないろいろな思いをお話ししたり、アイデアをもらえたりする仲間を作りませんか?

※感染対策をとって行っています。

子育てなんでも相談

子どものこと何でも相談

子育ての中で悩んでいることありますか?乳児、幼児のみならず子育てはいくつになっても考えさせられる事が多いですね。お話をする事で少しでも解決の糸口が見つかるかもしれませんよ…。

※ひがとこの「子育て何でも相談」「離乳食相談」は、コロナ禍でも随時受け付けしております。気になることがありましたらご連絡ください。