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2023年
9月
暑い暑い残暑が続いていますね。
今年の夏は保育園で何年かぶりにちびっこ先生(卒園児がちびっこ先生になって保育園で過ごす)の案内を出したら、卒園したての1年生からぐっと背の高くなった6年生、そして高校生のボランティア(もちろん卒園生)で面影を残しつつすっかり青少年・少女になっていて、保育園時代に甘えていたのが噓のような成長ぶりを見せてくれました。
保育園の子と関わりつつも懐かしんでくれて会えてとっても嬉しかったです。大きくなってもつながっている、戻ってこられる園であり続けたいと思います。
地域支援担当 椎津
9月29日はお月見ですね。保育園で子ども達も作っている簡単おいしいおだんごの作り方を紹介します。是非お家でお子さんと一緒にクッキングしてみて下さいね。
※分量は覚えやすい1:1:1です
夏にはさまざまな虫の声が聞かれます。できれば、近くで観察してみましょう。セミは胸で鳴き、腹で共鳴させて大きな音を出しますが、スズムシなどは「鳴く」と言っても、羽をこすりあわせて音を出しています。草原でバッタの飛ぶ音を聞いたり、つかまえた虫の出す音も聞いてみましょう。
これから初めての暑い夏を過ごす子ども達。赤ちゃんは『暑い』『寒い』と言えないので、気候に合わせて、外出時間や衣服などで調節してあげましょう。
◆こどものからだ
私たちの体は暑さに対し、皮膚の血管を広げて熱を逃す働きがあります。また、汗腺から汗が分泌されることで、体温調節ができます。赤ちゃんは大人に比べて体が小さく、汗腺の数は大人と同じ為、汗をたくさんかきます。
汗腺はお母さんのおなかにいる時からでき始めます。2歳半ごろまで増え続け、その後汗腺は増えないと言われています。ですから、生まれてからそれまでの間に汗の出る生活をしておかないと、汗の出にくい体となってしまい、暑さに対応できず、夏に弱い体になってしまいます。
皮膚に日光が当たると血管が拡張するので皮膚の機能が高まり全身の機能もさかんになります。さらに、骨の生成に役立ちます。そして、適度の外気に触れることは子どもにとっても親にとってもよい気分転換になります。
川越遊びの学校兼お布団やの斉藤留治さんのおはなしより一部ご紹介します。(斉藤留治さんは昔から伝わっている遊びを教えてくださっています。当園では毎年5月に水鉄砲作りを指導していただいています。)
「ダメ!」「こうでしょ!」と否定せず、子どものやりたいようにまずはやらせてみよう。
便利な道具や生活も元をたどれば子どもの遊びからヒントをもらっているものもある。例えば弓矢→火起こし→ヴァイオリン
今の子どもは忙しい。親と一緒に生活する中で発見することやじっくりと観察、疑問を感じる体験ができる。
今しかない時間をたくさん子どもと向き合って遊ぼう!
大人が使わないもの、使えないものは子どもに教えるのは難しい。エプロンのチョウチョ結び、ナイフで鉛筆を削るなどできない大人がいっぱいいます。まずは大人が見本となってやって見せよう。
自由に描いている絵。小さい時に描いた絵、とても発想が豊かです。
弓矢や竹トンボなどの危険な遊びもルールを守れるまで大人と一緒にやりながら見守ると危険と向き合いながら上手に遊べる様になる。
絵は薬指と小指を使い込む要素のある遊びの例です。
えんぴつ、ハサミ、お箸などを使う時…。小指、薬指は無意識無感覚に握り込んでいます。その固定・支え・握る力をつけるのに小指側を鍛える必要があります。
「食べ物文化」No398鈴木みゆき(芽生え社)参考
⑤寝る前のお約束ごと…
睡眠儀式・眠りの小物など
「疲れた」は、休むゆとりのない時に感じる自然の警告です。休日にたっぷり休養して、疲れをとりましょう。
通常、おなかがすいてたまらなくなった赤ちゃんは、大きな声で泣いて不快感を表し、その声を聞きつけた養育者が子どもの状態をいち早く察知して、子どもが泣く前に「そろそろおなかが空くころ」と授乳をしてしまったら、どうなるでしょう。子どもにしてみたら、泣く前に空腹が満たされるので、泣かないですんでしまいます。養育者側からすれば、「子どもを泣かせないですむ」わけですから、一見「望ましい関わり」のように見えるかもしれません。こうした関わりを「欲求の先読み」といいます。
しかし、子どもの発達を考えたとき、この「欲求の先読み」が過剰になってしまうことは決して望ましいものではありません。なぜなら、子どもは自分が不快な状況にいるとき、周囲の大人からそのときの自分に必要な行為を引き出し、抜け出す経験を積み重ねることで、「自己効力感」を得ていくからです。ですから、不快感を覚える機会が少なく、いつのまにか充実されてしまっていることが重なってくると、自分の不快な状況をなんとかしたいという動機づけや、その動機に基づく自発的な行為を経験する機会も少なくなってしまいます。このことが結果的には、自分で自分のことを律する力や、感情を制御する力の発達を妨げてしまう恐れがあるのです。「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」です。タイミングがよすぎる反応にならないよう、意識した関わりが大事です。
首がしっかりしてきたらおむつ替えの後など仰向けの時に両手を持ってゆっくりと上体を起こしていきましょう。頭を持ち上げようとして首や腹筋がきたえられます。
飛行機ブーン♫
大人は仰向けになり、赤ちゃんを膝の上に乗せます。ハイハイ前の背筋強化やバランス感覚を養います。
1、2歳になっても楽しい遊びです。大きくなったら大人の膝を伸ばして足の裏に乗せて高くしてみるのも!
ハイハイは全身運動です!この時に足の親指が床をしっかりけって進むことがとても大事です。裸足でたくさんハイハイしよう!
「えーうちの子あまりハイハイせずに立っちしたんだけど…」とおっしゃる方ー。でも大丈夫です。歩けるようになってきたら、沢山歩きましょう!デコボコ道、坂道などいろいろな所を歩いたりすることで足腰が丈夫になります。
子育てが難しい理由の一つに忙しさがあります。でも、子育てについての大人の思い込みが、安心感や楽しさを削いでいると、神戸大学大学院准教授の赤木和重先生は言います。「よい親は○○すべき」「○○という子育てをしたら親失格」といった、いわゆるノロイが子育てを邪魔にしているのだそうです。
子育てには「こうすれば大丈夫」といった正解はありません。周りの子と比較して「できない」事を目のあたりにすると「できる」ようにさせたくなります。「できること」は大事です。でもノロイでもあります。子どもも「できること」にとらわれすぎてしまうと「考える」という大事な姿が抜け落ちてしまいます。
赤木先生の話の中には「できる」「できない」で物事を考える手前で、子どもは何を願い、何を悩んでいるのか…ということをみつけられるやわらかい視点を大人たちは持ちたいですね。とも言われていました。目に見えることだけにとらわれてしまう子育てのノロイをほぐすことが、子どもの心をやわらかくほぐしていくようです。
例えば、
食事は好き嫌いせず全部食べないといけないのか?
食事は、ペースや味覚、咀嚼の力など個人差があります。そして、苦手な物もある子もいるでしょう。では、子どもの全て好きなようにさせるのが良いのか…。それは、「放任」となりますね。苦手な物を食べさせよう!とやっきになる事より、子どもが「家族と食べることが楽しい‼」と思えたならそれはとても幸せなことではないでしょうか。それが、自ら食べたいという意欲への源に繋がっているのだと思います。子どもと一緒に食事をすることは、その子の気持ちや食べ方を感じることができ、また大人に伝える場でもあります。食事だけでなく、子どもは自分で決めて考えて、またやってみる繰り返しで成長していきます。
「○○でなければならない」というこのノロイは、子育てだけでなく社会の中にはたくさん溢れています。この凝り固まったノロイを少しだけほどき、肩も心も力も抜いて気持ちを楽にしていきましょうね。
宝物を入れるポシェットに入れよう。
両手が自由になっていいね
保育園ではボクも私も…と4人ぐらい足に乗って来ます。
最後の「ドシーン」と落とすところでワクワク感を持たせると楽しさが増します。
市販のお手玉もありますが、まずはありあわせの布を袋に縫って、小豆やプラスチックの粒などを入れて手作りしてみましょう。
両手を使って何個か同時に操る遊びが多いですが、初めは簡単な片手遊びから挑戦して、手と目を慣らすと良いでしょう。また、高齢者の中には、目を見はるぐらい上手な方がいらっしゃいますから、子ども達に伝承の技を伝えていただけるといいですね。
おうちにあるバスタオルは、肌さわりも良く洗濯も直ぐできるし大きくダイナミックに遊ぶことができます。お座りがしっかりできるようになったら…そり遊びやハンモックなども楽しいですよ。
輪投げはそもそも大人たちの遊びで、庭先や客船のデッキで親しまれてきました。新聞紙で作った四次元ボールは、ドアの取っ手や椅子の背もたれ部分などにひっかけてみたり、本来のボールのように手で受けるだけじゃなくつかむというのがミソ。指先がまだ思うように動かない乳児や高齢者でもキャッチが楽なボールです。
読み終えた新聞紙を広げ、2枚重ねて1/2の折りを繰り返します。
上の④までをそれぞれ色を変えて3個作りイラストのように直角にクロスさせて重なり合った部分をもう1色のテープで巻きます。
毎年行っていた離乳食講習会や地域の方たちとの交流をコロナウイルス流行のため、現在休止とさせていただいております。様々なパターンを模索しておりますが、密着が避けられない保育園という場所では難しいのが現状です。電話や個別でのご相談は受け付けております。また、離乳食の相談なども栄養士と一緒に出来ますので、お気軽にご連絡ください。
離乳食とは、母乳やミルク以外の食品から栄養を摂り、幼児食へと移行する過程の食事の事です。
厚生労働省から「授乳・離乳の支援ガイド」が出ていますが、一人一人発達や生活リズムが違うので、個々の赤ちゃんの様子を見ながら進めることが大切です。
「始めたら戻れない」と思ってしまいがちですが、途中で戻ってもいいのでゆっくりと「食べる」練習をしていきましょう。
離乳食全体の流れ
「ひろば」は東所沢保育園の子育て支援事業の一つです。例年は地域の方に参加していただいていましたが、2019年から自粛を余儀なくされ活動をお休みしています。
2023年度も活動を休止しています。
子育ての中で悩んでいることありますか?乳児、幼児のみならず子育てはいくつになっても考えさせられる事が多いですね。お話をする事で少しでも解決の糸口が見つかるかもしれませんよ…。
※ひがとこの「子育て何でも相談」「離乳食相談」は、コロナ禍でも随時受け付けしております。気になることがありましたらご連絡ください。
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